
「AIがTOEICで960点獲ったって聞いたけど、このままTOEICの勉強して意味あるの?これからどうすればいいの?」
そんな疑問にお答えます。
本記事の内容
- AIがTOEICで960点を超えた話
- AIと人の違い
- AIの有効活用、TOEIC学習のすゝめ
AIについて勉強しており、TOEICの学習も続けています。
そのため、AIと英語の両方の視点からこの記事を書いています。
ではさっそく本題に入っていきます。
AIがTOEICで960点を超えた話
近年話題になっているAIが、平均的な日本人の英語力をはるかに超え、TOEICで960点という測定結果が出たようです。厳密にはAIにTOEICの試験を受けてもらったわけではなく、日本語から英語への英作文をさせて、TOEICで960点を持つビジネスパーソンと並ぶ情報伝達力を発揮したために、960点というスコアを指標におり、レベルの高さがしっかりと伝わってきます。今後もAIの英語力が高まる中、私たちは、このままTOEICの勉強を続けていて大丈夫…?小学校の英語の内容で役に立つの…?と、いろいろと疑問が湧いてきます。さらに、東京大学教授が「東大生より機械翻訳の翻訳のほうがレベルが高い」と言っています。このことを踏まえると、AIが人に取って代わる日もそう遠くないのかもしれません。
将来への不安が募るものの、実際にAIが翻訳を可能にするまでの過程が人とは異なります。その話も交えて話していきます。
AIと人の違い
AIと人では、翻訳するまでの過程が異なることをご存知でしょうか。AIは文脈を理解せずに機械的に翻訳をしているのに対して、人は文脈を理解しながら翻訳していきます。もっと突っ込んでいえば、AIは、英語を中心として、ハブ状に一対一で学習し、翻訳がなされています。そのため、日本語と英語間の翻訳は正しく翻訳されますが、日本語と中国語では、まともな翻訳がなされません。一方で人は、母国語を中心に他言語へ翻訳します。人は、AIが翻訳するときに、英語を中心とするのは、世界共通言語であり、最も影響力のある言語であるためだといえます。英語を用いた動画や記事を各国の母国語に翻訳するだけで情報が得られるので、翻訳機の学習コストのかけ方として効率が良いですよね。
AI翻訳が意味を理解しないということは、翻訳機が翻訳した内容の要約や質問に対する応答は正しくできないということです。それに対して、第二外国語学習者は、その言語の翻訳をした上で、内容を理解してその情報を様々なものに応用することができます。また、私達が読み聞きするのは、人が話したり書いたりするものです。そこには、人の意図や主張があるわけです。それらは、言語間の壁を通過する際に、AI翻訳が残してくれるとは限りません。
AIの有効活用、TOEIC学習のすゝめ
AI翻訳はデメリットだけに思われますが、もちろんメリットもあります。翻訳にかかる時間が人に比べて速い上に、プロの翻訳者よりも低コストで翻訳してもらえます。英語に苦手意識がある人は、たとえ不正確であったとしても母国語に翻訳させて読みたいと思うはずです。こうすれば、ある程度の情報を得ることができます。しかし、より詳しい情報を得る場合には、少し工夫が必要になります。
英文を全て母国語に翻訳した上で、あやふやな意味合いを英文に戻って読み取る、という方法です。これだけで、英文のみよりも速く読むことができます。しかし、この英文を直訳する作業は、読むのが遅くても正しく訳す必要があります。TOEICスコア700程で、人が正しく英語を翻訳できるとされていることから、翻訳機を使いこなすのは、TOEIC700を基準にすると良いかもしれません。
AIをうまく使いこなすことができるようになるとどうなるでしょうか。AIが得意なことはAIに任せて、核となる部分に人が全力を尽くすことができれば、以前よりも効率的に仕事をこなせるようになると考えています。
現在もAI翻訳の改良が進む中、文意に対する技術はあまり進んでいません。そのためにも、英語の学習を続ける意味は大いにあると思います。